①草刈り、草取り、枯れ葉清掃、側溝掃除
枯れ葉清掃には役所で配布している専用のゴミ袋が必要なので、予めもらっておきましょう。
- 地域清掃のゴミ袋は、役所で無料で貰える。
- 用意する物。手袋、ちりとり、ほうき、ごみ袋、園芸用ハサミ、園芸用スコップ(アスファルトにへばりついた雑草を剥がす時に役立ちます)、割り箸など(下水ますが土などで詰まっている時に割り箸で土を落とします)※折れた枝を使っても良い。
- どこのゴミ置き場に出すか決めておく。捨て方は地域のルールに従う。
- 葉っぱが濡れていると運ぶ時に重いので乾燥している時がおすすめ。
- 車が通る場所は、車があまり通らない時間を選び、目立つ色の服を着るなどして十分に安全に注意しましょう。
何だか恥ずかしくて出来ないという方は、それなりの格好を整えると以外と恥ずかしくありません。私はマスクにキャップか、ゴルフ場のキャディさんや農家の方が使う日焼け防止の布がついた帽子で顔を隠してやっています。通りがかる人からご苦労様ですと声をかけられる事も多いです。枯葉を放置すると粉々になって土になり、そこに草が生えて、草を放置すると木質化してきて、いつの間にか側溝や歩道の脇に木が生えてきたりします。道幅が狭くなったり、雨水の流れが悪くなったり影響は大きいのです。遠くまでボランティアに行かなくても、身近な場所にあなたを必要としている場所は多数あります。そんな事やった事ない、面倒くさいと言わずにやってみましょう。お金をもらわず、地味な作業で地域を綺麗にしたあなたには、ひらめきや発想、気づき、文章のまとまりなど無形の素敵なプレゼントなどがやってきます。思い切って取り組んでみると、きっと感じる事があると思います。
側溝掃除は自分でできる場合もありますが、蓋を開けるなど、危険な行為が伴う場合もあります。そんな時は②の通報システムを使って役所に通報しましょう。写真を取ると現状が伝わりやすいです。
枯葉を放置すると、土になり草が生えてきます。草を抜かずに放置するとやがて木になります。時間がある時に草を抜き、枯葉を除去しておきたいですね。
私は園芸用はさみを散歩の時にバッグに入れておき、こんな草を見つけたらカットしています。草をよけるために車道に出たり、自転車の車輪にでも絡まったら危ないですからね。
雑草の中には棘のある植物もあります。⬇の植物は葉と茎両方に棘があります。素手や布製の軍手では危ないので、必ず棘を通さない手袋を用意しましょう。
⬆電柱の根元に生えていた草。葉茎両方に棘があり、葉は表裏に2〜3本棘があります。名前はわかりませんでしたが、放置するとかなり大きくなります。棘に気づかず暗闇でぶつかったりすると怪我するので、大きくなる前に除去したいですね。
つる性の植物はどこにでも生えていて、とても繁殖力が強く、歩道にはみ出たり、木に巻き付いている光景をあちこちで見かけます。奇麗な藤の花のつるも、旺盛な繁殖力があり、巻きつかれた木は枯れてしまいます。こういった植物を伐採をする人が減って、全国的に被害が増えているようです。時間に余裕がある方は、個人やグループで取り組んでみてはいかがでしょうか? その際、その土地の所有者の確認と、立ち入っていいかの確認もお忘れなく。
②道路の壊れを役所に通報する
道路のヒビ割れ、道路に穴が空いている、道路の下水升が詰まっている、街路灯が樹木で覆われている、通学路に樹木が倒れている、通学路に街路灯がなく暗いなど、市区町村に連絡が必要な場合、写真を撮って投稿出来るアプリがあります。とても便利なので、散歩しながら問題を発見したら投稿してみましょう。ハンドルネームで投稿可能です。下記リンクからどうぞ。※提携していない自治体は利用出来ません。
③ゴミ拾いは生物の命を救う
草取りや道路清掃は体力的に無理…という方は、散歩しながらゴミを拾うのはどうでしょうか?例えば日本はプラスチックゴミの排出量が世界2位です。私達の生活は容器、事務用品、おもちゃ、建築資材、魚網などありとあらゆるプラスチック製品が溢れていて、リサイクルや焼却処分されるのはほんの一部です。死んだ鳥の胃の中から、ペットボトルの蓋やミニカーのタイヤ、小さな人形などが発見されたりしています。プラスチックは何年たっても腐食、分解しないので、きちんと廃棄せずに道路に捨てたりすると、そのままの形状で風で飛び、川に流れ、海に漂うことになり、クジラなど大型の生き物も誤食が原因で死んでいます。水深何千メートルもの海底には様々なプラスチックごみが沈んでいます。海の底に落ちているものを回収するには特殊な船を使わなければならず多額の費用がかかるためほぼ不可能。これ以上プラスチックゴミを海に流さないようにしないと海が大変なことになってしまいます。マイクロプラスチックを食べた魚の糞は軽く、その糞を食べている深海に住む生物まで届かないという現象も起きているようです。人間もマイクロプラスチックを食べている魚を食べているわけですから、回り回って人間にも返っていることにもなります。海に浮かぶプラゴミに微生物が付着して流れ、本来は生息していない地域に微生物が広がるなどして、既に生態系が変わっているそうです。ペットボトル、コンビニ袋、容器、ストロー、ライター、セロファン、ペン、薬の容器、発泡スチロール、植木鉢などを道路や山に捨てると風で飛び、やがて川に落ちて海に流れていきます。海水浴に行っておにぎりの包みを海岸に捨てるなんて絶対にNGです。これ以上海に流れていかないよう、気づいた時には拾って自治体に回収してもらいましょう。皆の行動が海と海の生物を救います!!
④電線・電柱・鉄塔など電気設備の異常を電力会社に通報する
- 電線に倒木が倒れている。
- 電線に飛来物(農業ハウスビニール・凧・ガス風船・鳥・トタン屋根など)が引っかかっている。
- 電柱近くの大木が枯れて倒れそうになっている。
- 鉄塔や電柱にカラスの巣が出来ている。
- 電柱の根元のコンクリートが陥没している、割れている。
- 電柱が倒れかかっている。
- 雪の塊が電線に落ちそうだ。
- 道路を横断する電線が落ちて車の通行に支障が出ている。
上記のような状況を目にしたら、電力会社に通報しましょう。倒木や鳥の巣は放置しておくと大規模停電の原因になります。倒れそうな木を事前に通報すれば、停電を未然に防ぐ事ができます。電力会社によっては写真を送る事も可能なので、散歩の途中で見かけたら、写真を撮って送るといいでしょう。その際、電柱番号や目印になる建物、国道◯号線沿いなどの道路名を伝えると、作業する方の助けになります。
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