2019年7月、初めて函館ヘ行きました。初日の夜、予約していた1000円のバスツアーで函館山へ。100万ドルの夜景が見られるハズでしたが、足元からの濃い霧で視界ゼロ。全く何も見えません。しかも七月だというのにとても寒かった。長袖シャツにウインドブレーカーを着て丁度良かったです。バスガイドさんの話では、海のそばなので霧が発生しやすく、こういう日は珍しくないそうです。仕方がないので売店で飲み物を買って山を降りました。登りはバス、帰りはロープウェイで降ります。ロープウェイから降りたらバスに乗り駅前に戻ります。
翌日の朝は雨。駅前から路面電車に乗り、末広町駅で下車し北島三郎記念館ヘ。ホテルの１階にあり入場料1540円。80歳以上は免許証・保険証など年齢を証明する物があれば半額の770円になります。先に入館していた初老のご夫婦と一緒に案内人の説明を受けながら、館内を進みました。
サブちゃんが高校生の時に通学で利用した汽車や、函館から東京に向かう船、東京で最初に暮らした三畳の部屋、流しをしていた飲み屋などが再現されていて、どれもクオリティーが高い！ そして昭和の風景が懐かしい。サブちゃんのファンじゃなくてもなかなか楽しめます。サブちゃんが高校生の時に人命救助した時の新聞記事などもありました。以外にもお酒が飲めないなんて言うお話しも聞けました。北さんブラック以外にも競争馬をたくさんもっていらっしゃるそうでサブちゃんの超セレブな一面も知りました。ラストはサブちゃんのアンドロイドが宝船の上でスポットライトを浴びて、祭（まつり）を歌いあげます。コンサートホールのような立派な観客席に座ってサブちゃんの迫力満天の歌声を聴き、気分も上がりました。正直あんまり期待していませんでしたが、サブちゃんの子供時代から現在までの足跡を知る事が出来て良かったし、今更ですがとても偉大な方なんだなぁ〜と感動しました。グッズも多数販売しています。とても礼儀正しいスタッフの方々に見送られて記念館を出ました。
記念館を出て、少し歩くとすぐに赤レンガ倉庫です。倉庫街を散策し函館ジェラートや寿司を食べて路線バス（本数が少ないので予め時間と乗り場を調べておく事をお勧めします）で駅前のホテルへ戻りました。その後は半日コースのバスツアーで函館市内を観光しました。
定期観光バス「函館イチオシコース（午後）」のコース内容です。
- 函館駅前バスターミナル
- 五稜郭公園（タワー登乗）
- トラスピチヌ修道院
- 函館牛乳
- 土方・啄木浪漫館
- 函館駅前バスターミナル
函館の観光名所を効率よく回れて良かったですよ。五稜郭タワーに登り星型の五稜郭が見下ろせますが、このコースでは五稜郭を実際に散策する時間はありません。タワーには五稜郭の歴史を説明する沢山のフィギアが展示されています。トラスピチヌ修道院では修道院で作られたクッキーなどを購入できます。函館牛乳は、ソフトクリーム、牛乳、ヨーグルト、コロッケなどが頂けます（有料）。とっても美味しかったですよ。土方歳三が没したのが函館、また石川啄木が盛岡から移り住んだのが函館だそうで、いずれも初めて知りました。記念館で2人の足跡を学べます。今回半日コースにしましたが、一日コースでも良かったかなと思います。車がないと徒歩や市電、路線バスでは移動が大変でした。時間も勿体ない。様々なコースの観光バスが函館駅前から出ているので、好きなコースを事前に予約しておくことをお勧めします。よくテレビに出てくる函館朝市は、スマホで見ると駅から徒歩1分なのですが、見つけられませんでした。後日調べたら営業時間が朝５時〜14時（月火水木金土日）までだったんですね。そして駅前からちょっと裏手に位置しています。行って見たかったなあ〜。
函館のホテルは朝食バイキングの質が高いので、美味しい海の幸をホテルでたっぷり堪能するのもいいですね。
《教訓》函館山からの100万ドルの夜景は必ず見られると思うべからず。第2第3の観光名所を用意しておくべし。
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