釧路湿原ノロッコ号。釧路から塘路まで乗るか、釧路湿原駅で下車して細岡展望台へ行くか、好みに合わせてプランを決めよう。

2023年6月、釧路湿原の中を走行するノロッコ号に乗りました。ノロッコ号は4月から10月の期間限定の運行で、一往復しかしない日と二往復する日があり、乗車した日は一往復のみの運行でした。初めての乗車で何もわからず、ネットの情報を見て細岡展望台にいくことも考えましたが、親が高齢のため展望台まで歩けるかと、ちゃんと釧路まで帰れるか心配で、途中下車せずに釧路から塘路まで往復することにしました。ノロッコ号は4両編成で、1号車が自由席、2・3・4号車が指定席です。二人分の往復の指定席を乗車日1ヶ月前にえきねっとから購入。これが結構大変で1ヶ月前に指定席はほぼ売り切れです。席もなかなか希望通りにはいきません。行きは6人がけのボックス席の通路側の向い合せの席、帰りはベンチ席になりました。ボックス席が湿原側、ベンチ席は反対側ですが、ベンチ席は回転して湿原側に向けることが可能です。

指定席は窓が大きく、6人がけのテーブル席(左側)と2人がけのベンチ席(右側)に分かれています。

釧路を出発すると暫くは住宅街や企業などの景色が続き、その後湿原の中に入ります。釧路から乗ると左側に湿原、右側は主に林や山肌です。湿原側に時々川など水辺の景色が見えます。動物に遭遇することもあります。「あっ鹿!」という声は何度も聞こえました。丹頂鶴も見ました。カヌーと遭遇することもあるようですが、この日は逢えませんでしたね。

ボックスシート側の景色

釧路から48分で塘路に到着後、20〜30分程度停車します。塘路駅にはトイレとちょっとした広場やお店があります。出発までトイレに行ったりして過ごし、来た時と同じ列車に乗って釧路に戻ります。

塘路駅
塘路駅前には芝生やベンチがある
塘路駅前のお店(喫茶店やハンバーガー屋さん)

ノロッコ号はその名の通りゆっくり走ってくれるので、普通列車よりは景色を鑑賞できますが、列車から見えるのは、広い釧路湿原のほんの一部です。旅を満喫するには、やはり途中下車して展望台から湿原を眺めるべきだったかなと思います。行きは釧路湿原駅で下車し、細岡展望台まで歩き、帰りはノロッコ号の指定席か自由席、もしくは釧網本線(ノロッコ号と同じ路線を走ります)に乗って釧路まで帰って来ても良かったかなと思います。ノロッコ号は4両編成、釧網本線は1両編成です。ノロッコ号も釧網本線も本数が少ないので、必ず予め発車時刻を調べてから乗るようにしましょう。

釧路湿原駅。駅の脇に展望台への階段があるようです。

細岡展望台は細岡駅からは徒歩30分、釧路湿原駅からは15分程度のようです。えっ細岡駅が近いんじゃないの?と思いますよね。どちらからでも行けるようですが、釧路湿原駅の方が近いんです。展望台に行くなら釧路湿原駅で下車するのがいいみたいですね。

【停車駅】

釧路駅⇒東釧路駅⇒釧路湿原駅⇒細岡駅⇒塘路駅 

釧路から塘路までは48分かかり、塘路で約20分〜30分停車して釧路に戻ります(一往復目は停車時間が短い)。展望台に行くなら、全区間乗ることは諦めて、釧路湿原駅で下車して展望台まで行くのが良いようです。展望台まで往復しても、帰りのノロッコ号に間に合います。もっと釧路湿原駅でのんびりしたいという場合は、ノロッコ号が一往復か二往復か、釧網本線はちょうどいい時間があるのか必ず調べておいて、何時まで釧路湿原駅に戻ればいいか把握しておきましょう。全区間往復で指定席を買うと一人2960円かかりますが、途中下車して指定席を買わなければ費用も節約できます。私は1ヶ月前にチケットを予約しましたが、当日自由席のチケットでも乗れるようです。必ず座りたい方や、大きな窓から景色を見たい方は指定席がお勧めです。


釧路湿原駅で下車する場合のノロッコ号発車時刻(2023年7月現在)

(一往復日一本目)釧路11:06発⇒東釧路⇒釧路湿原11:30発⇒細岡⇒塘路。帰りの列車は釧路湿原駅を12:39に発車します。

(二往復日2本目)釧路13:35発⇒東釧路⇒釧路湿原13:58発⇒細岡⇒塘路。帰りの列車は釧路湿原駅を15:10に発車します。

細岡展望台まで往復30分かかっても十分に帰りの列車に間にあいますね。

※11月〜3月は運行しません。4月〜10月の何日から何日まで運行するかは毎年異なるようです。予めJRの情報を確認してから乗車することをお勧めします。


ベンチシート側の景色。ボックスシート側も林が延々と続く場面も多いです。

釧網本線の釧路湿原駅発車時刻(釧路方面)

7:26、9:41、12:38、13:14、15:08、18:24、19:36(2023年7月現在)

ノロッコ号に乗れなくても、同じ路線を走る釧網本線で釧路湿原駅から釧路駅まで戻ることも可能です。ただ15:08発の後は暫くないので注意が必要です。勿論ゆっくり走らなくてもいい…という方は、行きもこの列車を利用して湿原の景色を見ることができます。川湯温泉に行く時に乗車しましたが1両編成で釧路駅を発車した時はほぼ満席でした。ノロッコ号に乗車し塘路で下車した後に、川湯温泉へ行くことも考えたのですが、釧網本線の川湯温泉方面行きの列車が、11時台の次が16時台しかなくて諦めました。ちょうど良い時刻があれば、一日でノロッコ号と川湯温泉を楽しめたしのですが残念です。JRさん、釧網本線の本数をもっと増やして下さい。お願いします。

いかがでしたか?釧路湿原を十分に楽しんで良い思い出ができますように✨

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ふわり
働く独身女性です。子供なし。趣味は旅行。食べる事。散歩。写真。年齢:半世紀+?。若い頃から自分の人生何か変だと感じて色々な開運方法を試すが効果なし。営業職をしていた時に、寄付により一時的に成績が上がる事を経験。仕事が営業でない場合、寄付の効果はどのように現れるのか疑問に思いながらも、転職や実家を出た事、将来への不安から、寄付をやめて10数年経過。その間目一杯頑張っているにも関わらず、仕事ではクレームを頻発させて、上司からも評価低く、精神状態ぎりぎりで頑張る日々が続く。そんな中さらに追い打ちをかける出来事があり、自分は何もしていないのに、誤解から仲の良かった同僚から距離を置かれてしまう事に。仕事もプライベートも真面目に前向きに頑張っているにも関わらず、全ての事がマイナスの方向にばかり向いてしまう状況に、徳がない自分が原因では?との思いから徳を積む事を決意。徳積みについて読んでいた本に、本当に徳が無い人は最初の徳を積むチャンスさえ無いという記述があったのを思い出し、一人暮らしで誰の世話もしていない私は、毎日の生活の中で自然に徳を積めていないと実感。そこで2団体に毎月の寄付を開始。すると年月の経過と共に自分と周囲に劇的な変化が起こってきた。まずクレームを出す回数が激減、職場環境や収入が改善され、職場全体がレベルアップした。旅行に行く機会が増えるなど新しい世界が開け、頭を悩ませていた苦しみが徐々に減っていった。自分自身の思考の間違いに気づいたり、生活習慣を改善するなど内面の変化も多く得られた。不運を改善するには自分のお金や労力、時間を人の命を救ったり、不便を解消する事に使う事が必要だと実感。徳を積む事で、ただ真面目に頑張るのとは違う、色々なミラクルが起こる事に気づく。徳積みは他人も自分も幸せになる素晴らしい事。もっと早く知っていれば、もっと早く寄付や徳積みを意識した行動を開始し継続していれば違う人生を歩んでいたかもしれない…。だから…苦しみがつづいている人には徳積みをできるだけ早く始めて欲しい。そんな気持ちでこのブログを開設。家族や他人、世の中に尽くし陰徳を積む事で自分の苦しみが軽減される事を多くの方に知って頂きたい。今後も徳積みについて新たな発見があれば記事にしていきます。 旅の情報と、旅行先でコインロッカー探しをした経験からコインロッカー情報も掲載。 皆様のお役にたてれば幸いです。