ちょっとした事が引き金になって、感情的になり、言い争いをしたり、喧嘩したりして、思わぬ方向に事態が進んでしまう事、経験ありますか? 職場に居づらくなって退職する事になったり、離婚する事になったり、親兄弟や友人と疎遠になってしまったりしたのでは取り返しがつきません。そして不和や不仲の代償として、経済的な困窮が伴う事も結果として多いのが現実です。個人の問題だけでなく、民族と民族、国と国の間でも同じ事が言えます。紛争によって平和な日常が引き裂かれて貧困に陥り、家も故郷も捨てて難民になってしまう方がどれだけいるでしょうか。個人であっても同じ事、仕事を失う、家族と別れる、家を失うなど不和=経済的な損失・大切なの人との離別に繋がります。穏やかに生きてこそ、当たり前の生活が得られるのです。相手の挑発に乗り、自分も同じように興奮したり、自分から喧嘩を仕掛けたりしても何の得にもなりません。気持ちを抑えてやり過ごしてみましょう。殆どの出来事は過ぎ去ってみると、実は大した事ではなかったという場合が多いのです。職場にも色々な方がいます。トラブルが起こった時、どうすればいいのか? 言いたい事を言ったら、その後どうなるのかを考えて、ぐっと言葉を飲み込む時もありますよね?
同僚、上司に対しては怒りを我慢しても、親やきょうだいに対しては言いたい事を言いがちですね。血縁だから関係は切れないかと言うとそうではありません。いっとき怒りが湧いて来ても、言い返したり、喧嘩したり、暴れたりせずに、なーんにもなかったって顔をして、言葉を飲み込み、キリキリした顔じゃなく、微笑んでいれば、事態を重くせずにやり過ごせる事も多々あるでしょう。出来るだけ穏やかに「笑顔」で毎日を乗り切りたいですね。笑顔が無理でも、取り敢えず黙っていれば、何とかやり過ごせます。怒りに任せて相手をやりこめる言葉で攻撃したら、一瞬にして関係が壊れてしまう事も十分にあり得ます。壊れてから修復するには大変な時間とエネルギーがかかります。争いは出来るだけ避けて、建設的な事にエネルギーを使いたいですね。相手の欠点を数えたり、指摘したりしても反発されて恨まれるだけ。指摘しても人ってあまり変わらないものです。相手を恨む執着心は適度に抑えて、関係修復にエネルギーを使いませんか?例えば相手の好きなもの、苦手なもの知ってますか?「…へっ?好きなもの?嫌いなもの?」意外とわからないのではないでしょうか?まずはそこから…ですね。
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