長年真面目に頑張っているのに、苦しみや不幸から抜け出せない、失敗続きで怒られてばかり。そんな方は自分以外の誰かのために寄付したり、ボランティア活動をしたりして徳を積む事をお勧めします。今まで通りの努力では、また同じことの繰り返しが待っています。徳が足りないと、どんなに頑張っても認められなかったり、いじめられたり、家族の仲が悪かったり、病気で治療費や薬代がかかってお金に困っていたりします。また何をするにも効率の悪い方法を選んでいたり、ミスを出しやすいやり方をしていたり、疲れる方法を自ら選んでいたりしますが、徳がないと気がつかないのです。徳積みを続けていくと、次第に今までのやり方に疑問を感じて、改善出来るようになっていきます。寄付先は自分でピンときた所でいいので、ご自分で探してみるといいでしょう。先祖代々同じ病気にかかる傾向があるのなら、その病気を研究している団体に寄付をするのもいいと思います。様々な寄付先がありますが、寄付金控除を受けられる団体もありますので確認してみて下さい。経済的に苦しいのに、寄付なんて難しいと思うかも知れませんが、収入の1%ぐらいなら出来るのではないでしょうか?しばらくすると、寄付をした本人に、色々な福徳になって返ってきます。どういう形で返ってくるかは人それぞれです。何か困っている事があれば、解決出来る糸口が見つかったり、いつの間にか解決できたり、こうなったらいいな、こんな所に行きたいなと思っていた事が、いつのまにか実現したりします。気づきという形で自ら、今まで気づかなかった事に気づく事もあります。経済的にも良くなってきます。勤務先の業績が良くなって時給がアップしたり、能力が向上して認められる機会が増えたりします。また今までかかっていた費用がかからなくなって余裕が出るという事もあります。本人を取り巻く人間関係も変わってきます。体質だと思っていた体の不調がいつのまにか消えて、いつも飲んでいた薬が不要になったりします。感情がキリキリしたりする事も少なくなって、声質も変わります。寄付をして他の人を救うと、寄付をした本人の目に見えない足かせになっていたものが外れていき、色々な意味で楽になっていきます。日本昔ばなしの「仙人のおしえ」は、自分のことより他者の悩み事に取り組み、いつの間にか自分の困り事が解決するお話ですが、これは単なる物語りではないことを私自身も経験しています。私の薬箱には、もう飲まなくなった大きな漢方薬の瓶があります。この薬を飲まないと苦しく、飲んでも苦しみが完全に無くなるわけではない体の不調を私は年中抱えていました。しかし徳積みを始めて数年、不思議なことに今ではその薬を必要としないのです。自分でもとても不思議です。長い間の体の不調をすっかり忘れてしまっていますが、今の自分があることは徳積みのおかげなのだと、感謝の気持ちを忘れないよう今でもその瓶は保管しています。勿論、肩こりや風邪をひくなどの体調不良は今でもありますよ。たぶん一番私にとって苦しい部分を徳積みによって治して頂いたのだと思っています。
普通の努力を目一杯しているのに、自分の人生何か変だと思うなら、1年でも2年でも早く、徳積みを始める事です。注意しなければいけないのは、善行は人知れず行い、人の悪口を言ったり、人をいじめたり、身近な人に悪態をついたり、一般的にしてはいけない事はしない事です。せっかく積んだ徳が減ってしまいます。また家族、親戚などの人付き合いの上で不義理をしないようにも気を付けなければいけません。お祝いごとのご祝儀を省いて、寄付金に回すような、徳積みマニアになっては、周囲の人から信用を失ってしまいます。
徳をたくさんもって生まれてきた人は、スイスイと人生を歩んでいきます。徳が少なく生まれてきた人は、あっちに行っても、こっちに行っても、ゴツゴツぶつかってばかりいます。人並みのしあわせには縁遠く、いつも何かに困って悩んでいます。でも悲観する事はありません。徳を積めばいいのです。そういう意味ではこの世でやるべき事がたくさんあるのです。
地域の清掃など、無料の奉仕も徳積みになります。お金がなくとも出来て、微々たる努力でも続けると大きな福徳となって返ってきます。仕事がなかなか決まらない時は、就職活動や資格取得と同時に、無料の奉仕をして徳の貯金をしておきましょう。具体的な徳積みの方法は当ブログ「人生好転 積善と陰徳の勧め 善行と悪行の基準」をご覧下さい。
はじめまして。徳を積む(寄付)関連記事をいくつか読ませて頂きました。
私も過去のふわりさんと似たような状況の独身女性で、人生詰んで苦しい事ばかりです。
怠けたり人を陥れたりしているわけではなく、むしろ必死で努力しているのに、なぜか仕事も家庭も人間関係もどんどん状況が悪くなっていきます。
自分よりも怠けていて、平気で人の悪口を言ったり人をいじめたりする人が次々と出世・幸せな結婚していくのを見て生きるのが心底嫌になってきました。
もう若くないですが、今からでも少しでも徳を積みたいと思ってます。
寄付はふるさと納税(返礼品なしの被災地への寄付)しかしたことがなかったのですが、豊かな日本国内よりも、もっと困窮している人たちのために寄付しようと思いました。
ふわりさんは国境なき医師団に寄付されているということで、いろいろ調べてみたのですが、正直悪い評判が多く(職員による性的虐待、ずさんな医療処置、街頭での強引な募金活動、個人情報流出など)二の足を踏んでしまっています。
ふわりさんはこの点についてはどうお考えでしょうか?
もし善意であっても良くない団体に寄付してしまった場合、徳は減ってしまうのでしょうか?
それとも、ほんの少しでも世界で困っている人の役に立てるのなら、そういった点には目をつぶって寄付をしても大丈夫なのでしょうか?
お答えいただける範囲で結構ですので、よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、このような記事を書いて頂きありがとうございました。
コメントありがとうございます。あさりさんも私と境遇が似ていますね。国境なき医師団は、薬、設備、食料、水、医師や看護師、現地採用したスタッフの給与、難民を乗せる船など多岐にわたって寄付金を使っているようです。時々メールで活動報告がありますが、難民キャンプだけでなく、戦争中のエリアで危険と隣合わせでの活動もしていて日本からも多くのスタッフが参加しているようです。自国から出国する難民が海に落ちて亡くならないよう、船まで用意して支援しています。私は本気の団体だと思います。色々な噂があるのかもしれませんが、私は気にしていません。毎月の寄付を始めるとメールや活動報告が送られて来ますが、頻繁な連絡が嫌な場合は断る事も出来ます。評判が悪い団体に寄付すると徳が減るか?とのご質問ですが、ちゃんとした団体なので減らないと思います。因みに自分の運命を良くするためを期待して寄付してもちゃんと徳積みになっています。ふるさと納税より税金控除は良くないですが、あさりさんがおっしゃる通り、この団体が支援している方々は困窮の度合いが国内とは違うのです。だからこの団体に寄付をする事に決めました。無理にこの団体ヘ寄付する事はお勧めしません。ご判断はお任せします。
返信ありがとうございました、詳しい説明分かりやすかったです。
どんな団体にも大なり小なり不祥事はあるし、意義のある活動をしているのならある程度のわりきりは必要ですね。
国境なき医師団は中抜きも少なく(8割以上支援にあてている)、活動内容も信頼できそうな団体と感じましたので、ふわりさんのご意見に背中を押され、先ほど1万円ですが寄付しました。
これで少しでも困窮している人が救われると嬉しいです。
しかし、寄付した後で、やっぱり定額月払いの方がよかったのかと不安になってきました。
変な質問ですが、3000円を10か月続けるのと一回で30000円寄付するのとでは徳の積まれ方も違ってくるのでしょうか?
続けられるか分からないので今回は1万円にしましたが、月払いを推奨されているので小口にして毎月にした方がよかったのかと少し後悔してます…(何度も質問してすみません)
一万円!凄いです。くれぐれも無理しないで下さい。私は2017年から毎月の寄付を始めて、少しづつ増額してます。最初は1500円ぐらいでした。毎月と単発とどちらが徳を積めるか…は変わりないと思います、多分。ただ1〜2度の寄付でものすごく運命が変わるのかといえばそうではないです。毎月するなら負担にならない金額をお勧めします。それから市県民税控除の対象となる海外拠点の団体は自治体によって違うようですが、私の居住地の自治体は国境なき医師団とWFPは対象外でユニセフは対象になっています。お住まいの自治体はどの団体だと対象になるのかを調べてから、何処へ毎月の寄付を始めるのか決めても良いと思います。海外の団体でなくても色々な福祉団体があると思うのでそういうところでも良いのではないでしょうか。
お返事頂いたのに遅くなってすみません。
寄付は単発でも月払いでも差はないと聞いて安心しました。
頑張って続けたいと思います。
住民税の控除についても詳しくありがとうございました。
寄付をする先の団体が信頼できるところなのか、寄付金の何割が有効に使われているか、団体の職員に不祥事はないか、かなりの時間をかけて口コミなどを調べていたら疲れてしまいました。
国内にもちゃんとした団体はあるのでしょうが(障害者関係や養護学校の支援に興味があります)、また調べるのは大変なので当分は国境なき医師団だけでいいかなと思います。
色々教えてくださり、本当にありがとうございました。
ふわりさんにもいいことがたくさん起こりますように。