徳積みや寄付をする時の注意点。

当ブログでは徳積みや寄付をする事を勧めています。しかし無理な方法での徳積みや、身の丈に合わない額を寄付する事はお勧めしません。私がどんな事に気をつけて徳積みや寄付をしているか書いてみたいと思います。

①徳積みをする際の注意点。

  • 地域清掃などの奉仕活動は、生活や仕事に支障をきたすような日程や時間帯には行いません。仕事や家庭においてのやるべき事は奉仕活動よりも大切です。家族の世話も奉仕の一つです。まず第一に仕事や家事を行い、時間や体力に余裕がある時に奉仕活動を行い、疲れて仕事や家事をおろそかにすることがないようにしています。私は自宅から徒歩で行ける範囲での枯れ葉清掃や草取りを主に行っていますが、春から秋は1ヶ月に1回〜4回程度の時もあるし、冬から春は数ヶ月間行わない事もあります。時間帯は場所によって早朝、日中と分けています。
  • 同僚や家族などの周囲と和を保ち、争いを起こさないよう努力しています。こちらが一歩引く事で和が保てるのであれば進んで一歩引きます。争いを起こすことや不和は不徳を積む事にもなりますし、下手をすると人間関係が絶たれてしまいます。不満を相手に直接ぶつけても、殆どいい結果になりません。不満や問題があっても解決しなくてもいいや…という適当さと、私にとっては問題だけど相手にとっても本当に問題かな?と立ち止まる事も大切かなと思っています。家族から何かリクエストがあれば出来る限り応じます。
  • 徳積みは、特定の団体や何かの会に入らなくても出来ます。一人でもできるし、いつでもどこでも出来ます。どのぐらいしなければいけないか決められてもいません。自分のペースで行いましょう。徳積みの方法は自分の出来る範囲で、自分の能力を自分以外の誰かに提供すればいいのです。子供の養育や病人の介護、ペットを大切に飼う、お年寄りを大切にする、家事をして両親を助ける、弟妹に勉強を教える…なども徳積みです。私は人のお世話をする機会がなかなかないので地域清掃と寄付を行っていますが、介護など人のお世話をしなければいけない時は、無理に奉仕活動や寄付をすることはないのです。目の前のやらなければいけない事を優先しましょう。また誰でも彼でも一律に「こういう事をすればいい」という事でもないと思います。なぜならそれぞれが生きている環境や家族構成や家庭の事情は異なりますし、縁がある事も異なります。自分の周囲の縁ある事や心に浮かんだ事に取り組んでいくのが自然な流れだと思います。例えば近所にごみ捨てや買い物に困っているお年寄りがいたら援助してもいいし、知人から子供の勉強を見てほしいと言われたら引き受けてもいいでしょう。地域の問題にご近所の方と一緒に取り組むのも徳積みだと思います。人それぞれ取り巻く環境も、知らず知らずに前世や現世で犯した罪も、この世で与えれた使命も違うのですから、徳積みの方法もそれぞれ違っていいと思います。特定の団体や他人から強要された事や時間的、経済的、能力的に無理があることを行うべきではありません。無理に続けると家族との間に新たな問題が起きたり、生活に支障が出るようになります。やるべき事があるのに放置して、奉仕活動のためどこかへ出かける事は不自然ですし、自分自身もどこかで納得していないので心にモヤモヤが生まれます。モヤモヤしているけど皆んながやっているからと続けていくと、心が麻痺して常識から外れた行動をしても疑問に思わなくなります。気をつけましょう。私は枯葉清掃をして綺麗になった道路を見ると、とてもすっきりした気持ちになります。作業していると「ありがとう」「ご苦労さまです」と知らない人から声をかけられます。散歩途中に枯葉が入った重い袋を運ぶのを手伝って下さる方もいます。大雨が降った時に、清掃した排水溝に水が滞りなく流れているのを見ると、やって良かったと嬉しくなります。ちょっと早起きしただけで、お金もかからないし、ちょっとした達成感があって心の健康にもつながっています。徳積みってそんなものではないでしょうか。

②寄付をする時の注意点。

  • 寄付先は慎重に見極めています。次のような寄付先はNG。◎寄付したお金を何に使っているのかわからない団体(大半が職員の給料、建物の建築費や維持費、家賃、水道光熱費、事業費などに使われている)。◎不自然に高額な商品を買わせる団体。◎「あなたが今あるのは〇〇様のお陰です」「お金はあの世には持っていけません」「寄付しないと不幸になる」「退会すると不幸になる」「これを買うと先祖もあなたも幸せになる」「徳がある人だけが、ここに結ばれるのです(入会した人は立派な人だと思わせて、退会を防止する)」「家族や友人を勧誘して救いましょう」などと言って人をコントロールしようとしている団体。◎借金させられる団体。◎頻繁に団体の行事に参加させる団体。このような団体に寄付しても徳積みにはなりません。なぜなら困っている人を救う事にお金を使っていないからです。団体の規模が大きいほど、職員の給料や建物の維持費に多額のお金がかかります。その費用を会員から集めているのです。そして私達が今この世で生きているのは、両親・祖父母・曽祖父母などご先祖が営々と労働し子育てをして命をつないできたからであり、何処かの団体の長のお陰ではありません。当たり前の事ですよね。感謝しなければいけないのは両親、祖父母である事を肝に命じましょう。実は私もこういう団体の会員になった事があります。子供の頃から人付き合いが苦手だった事、教育に無関心な親に育てられたこと、身内に不幸が多い事などから、本や同僚の誘いがきっかけで入会しましたが、何一つ原因もわからないし、何かとお金かかりましたが、なんにも変わりませんでしたね。そして色々な事に疑問を持っていましたが、疑問に答えてくれない仕組みになっているので、この団体の全体像、詳細を知るのにとても時間がかかりました。両親は私が何をしているか無関心なので強く止められる事もありませんでした。そして結果的に、時間とお金と心をたくさん浪費して疲弊していきました。何年経っても何の充実感も感じないし、行事に時間を奪われるし、先祖供養などという名目で度々お金を使っていたので、他の事に使えるお金や時間が減って、常に節約生活で自分の世界がすごく狭くなっていました。こういう団体にお金を払ったり、行事に参加しても、先祖も自分も救われないし、罪の償いにはなりません。指導されるまま人を勧誘すると周囲から信用を失い気味悪がられます。なんかおかしいんじゃないかと感じたら、公的機関、その団体以外の家族、友人や親戚、先生、幼なじみなど5人ぐらいに相談しましょう。色々な事を匿名で相談出来る無料のサイトを利用するとたくさんの方の考えが聞けるのでいいですね。そして相談した人達の意見をよく聞きましょう。その方々が呆れ、驚き、NGを出したら、それが正しい答えです。その団体に近づいてはいけません。そして退会しても、呪われないし、不幸にもなりません。もともと何も力がないのに色々な事を勿体つけて行っているだけなのですから。また生活費を必要以上に切り詰めて寄付をして、家族に苦しい思いをさせるのは本末転倒です。人に苦しみを与える事は不徳を積む事にもなります。寄付を始めてみようと思うなら、本当に慈善事業にお金を使っている団体なのかをよーく調べてから寄付を開始しましょう。寄付金控除が適用される団体は慈善活動の内容が公的に認められていて、寄付している人数が一定数ある団体です。使途も公的に明らかにしなければなりせん。規模が小さく寄付金控除が適用されていなくても、真っ当な慈善活動を行っている団体は多数あります。よく見極めましょう。
  • 自分や家族の生活に支障をきたさない額を寄付しましょう。私は毎月1500円の寄付を始めた時、スマホのプランのランクを下げたり、支出全体を見直して、支出額が今までと変わらないようにしました。元々手作り派なので食費は特に削っていません。健康を保つには「食事」はとても大切ですよね。被服費は必要に応じて、それなりの値段の物、リーズナブルな物を使い分けています。光熱費は待機電力カット、冬場は厚着するなどして節約しています。退職後の暮らしに必要なお金を想定して貯金もしています。収入増に合わせて毎月の寄付額は増額しましたが、生活に必要な費用は十分に確保しています。人それぞれ自分にあった金額を、自分にあった方法で捻出しましょう。寄付額を得るのに何時間労働したでしょうか?その額は納得出来ますか?衣食住+その他の必要な費用(学費・医療費)などにもお困りなら寄付を一旦やめましょう。 
ほんの少しの社会貢献でもいいのです。あなたがしたことが、その場所を照らすでしょう。
  • 私は自分が労働して得た収入から寄付しています。収入がないのに寄付する方がいるかどうかわかりませんが、あまり良くない事のような気がします。自分で労働して得ていないお金ってバカスカ使っちゃいませんか?親が働いて貯めたお金だって何十年もかかって貯めたはずです。子孫が困った時に役立てて欲しいと思って貯めてくれたはずです。もし先祖から受け継いだ財産があるなら、よくわからない団体に軽々と寄付してはいけません。そんな事をしても先祖は喜びません。将来にわたり家族が生活するのに十分な資金があり、それでも余裕があるなら、その時は家族とよく相談して使い道を決めましょう。寄付や徳積みを続けると時給がアップして収入が増えたり、職場環境が改善されたりしますが、仕事をしていないとそのチャンスを逃してしまうことにもなります。仕事をして収入源は必ず確保し、その中から出来る範囲で寄付をしましょう。収入が減ったり、仕事を失ったりしたら寄付は減額するか一旦やめましょう。お金が無くなると、自分を追い詰めて、普段なら考えないような発想が湧く事があります。お金があれば飲んで食べて雲散霧消(うんさんむしよう)してしまう悩みが、収入が絶たれて飲食にも不自由するようになると、もんもんと不満が溜まって心が暗闇に沈んでいきます。そんな状況に自分を置いてはいけません。何かやだな〜行きたくないな〜と思っても仕事は続けた方が無難です。細かい悩みには目をつぶり、お給料を得るため、責務を日々粛々と果たしましょう。グダグダの気持ちで出社しても何とか一日やり過ごせると、退社する頃にはやっぱり来て良かったと思えるものです。
  • 寄付を多くしたからといって幸せは天から降ってきません。極端な節約は自分や家族の世界を狭くしてしまいます。普段の生活を大切にして、時には癒やしや楽しむためのお金も必要です。人と接触する機会も減らさないようにして、色々な人と世間話をしましょう。考えの偏りを防ぐことが出来ますし、情報も収集出来ます。

【もし貴方が何かの団体に加入していて、次のような状態なら、その団体とは今すぐ縁を切るべきです】

  • 家庭の事や仕事をおろそかにして、団体の行事に頻繁に参加し、家族からクレームが出ている。
  • 常軌を逸した金額を寄付している。若しくは先祖供養などの名目でたびたびお金を払っている。不要な物を購入している。
  • 必要な物が買えない。衣食住の費用にも困っている。
  • 団体の関係者が定期的に連絡してくる。または自ら定期的に団体施設に通って行事に参加し、行動やお金の使い方を指示され従っている。
  • 団体の活動に多くの時間を費やしている。頭の中は団体から指示、指導された事が殆どで、付き合う人も団体の人ばかり。家族や他人を勧誘するよう指導された。
  • 何年団体施設に通っても全く幸せにならない。むしろ入会前より不幸な出来事が増えた。心も満足感がなく、疲弊している。だからもっと寄付しなければいけない…という気持ちになっている。

〈入会した団体と縁を切る方法〉

  • 団体に行くのをやめる。
  • 自分を勧誘した人と縁を切る。一度退会しても数年後に再勧誘してくる事があるので、アドレスや電話番号を変えるのも手段の1つ。
  • 消費生活センターなどの公的機関に相談する。※色々な苦情を受付ているので、客観的に団体を判断する情報が聞ける。
  • 団体と関連があるものを廃棄する。団体の書物を読むのをやめる。
  • 退会したい旨は団体の人には絶対に相談しない。引き止められる結果となり、退会出来るチャンスを失う結果になる。
  • 一人で退会行動を起こせない時は、公的機関や家族に協力してもらう。
  • その団体にお金を払うのをやめる。買いたい物を買う。食べたい物を食べる。行きたいところに行く。貯金する。将来どうなりたいか考えて、そのためにどんな努力と準備をすればいいか調べる。団体以外の友人に会って遊ぶ、話をする。活動範囲を広げて、自分が団体の中で行ってきたことを客観的に確認する。新聞、本、漫画を読んで自分の知識を増やす。
変だな?おかしいな?ヤバいんじゃないかと思ったら誰かに相談しましょう。話を聞いてもらう事はとても大切です。周囲の複数の人に客観的な判断を求めましょう。5人に聞いて4人以上が同じ答えなら、その意見に従いましょう。

【徳積み・寄付の注意点 まとめ】

  • 何処かの団体の集会に出たり、お金を何に使っているかわからない団体に寄付しても不運は改善出来ません。そんな魔法のような事はこの世には存在しません。集会は座っているだけ、よくわからない団体への寄付は、あなたの財産を減らし良くわからない団体を富ませているだけで誰も助けていません。不運を改善するためには労力、時間、知識、お金を使って困っている人を助けたり、世の中に貢献する活動をする事が必要です。この場合のお金とは自分の収入の1〜5%程度、余裕のある方なら10%程度だと思います。月収40万円で一人暮らしの方と5人家族の方では寄付出来る金額は異なりますよね。将来に渡って必要なお金を貯金しつつ、しっかりと計算の上で、それでも寄付を始めてみたいなら、無理のない金額で慈善団体へ寄付を始めてみましょう。寄付や無料奉仕をして徳積みを続けていくと自分の問題が少しづつ解決して器が大きくなっていきます。人によっては次々と新たな問題が見つかるかも知れません。床一面に落ちていたゴミを片付けたら、床に大きなシミがあったので、床を剥がしたら、その下の基礎が腐っていたなど…次々と問題が発生するかも知れません。しかし見えていなかった問題を発見したことで、危険を未然に防げたと考えれば問題の発生、発見は良い事です。勤務する職場の雰囲気が向上したりもしますので、自分も頑張って向上していく努力が必要です。上司や家族から悪いところを指摘されたり、助言されたら素直に従い、自分の悪い部分を徐々に修整して、能力を向上させていく事で、さらなる徳積みができるようになっていきます。悪口好きの友人と縁が切れたりするなど、人間関係にも変化が起こってきます。
  • 世の中には不幸な目にあっても、その原因を探ったり、自分を責めたりせずに、起こったことは起こった事として受け止めて、前向きに生きている方も沢山います。不幸な事に遭遇した時、何で?どうして?と思うのは仕方がない事なのかも知れません。しかしどんなに考えても答えなど出ないはずです。不幸の原因を探ったり、全てを先祖や前世の行いのせいにするのは間違いだし、危険な発想です。亡くなったご先祖様は多分あの世で自分に与えられた修行をしていることでしょう。それを子孫が何処かにお金を払っただけで、ご先祖様が楽になるとか…はないと思います。そもそも誰もご先祖の様子を見に行けないんですから…。お墓参りをしたり仏壇に故人の好物を供えて手を合わせるだけで十分だと思います。家族が病気になった時は、原因探しに奔走したり、怪しい療法にお金を使ったりせず、病人に寄り添い、後悔しないように心をこめてお世話することの方が、自分の経験上とても大切だと思います。寄付も徳積みも、急激な何かの変化を期待するのではなく、無事に暮らせている事に感謝しつつ、無理のない範囲で常識的に行う事が大切です。

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ABOUT US
ふわり
働く独身女性です。子供なし。趣味は旅行。食べる事。散歩。写真。年齢:半世紀+?。若い頃から自分の人生何か変だと感じて色々な開運方法を試すが効果なし。営業職をしていた時に、寄付により一時的に成績が上がる事を経験。仕事が営業でない場合、寄付の効果はどのように現れるのか疑問に思いながらも、転職や実家を出た事、将来への不安から、寄付をやめて10数年経過。その間目一杯頑張っているにも関わらず、仕事ではクレームを頻発させて、上司からも評価低く、精神状態ぎりぎりで頑張る日々が続く。そんな中さらに追い打ちをかける出来事があり、自分は何もしていないのに、誤解から仲の良かった同僚から距離を置かれてしまう事に。仕事もプライベートも真面目に前向きに頑張っているにも関わらず、全ての事がマイナスの方向にばかり向いてしまう状況に、徳がない自分が原因では?との思いから徳を積む事を決意。徳積みについて読んでいた本に、本当に徳が無い人は最初の徳を積むチャンスさえ無いという記述があったのを思い出し、一人暮らしで誰の世話もしていない私は、毎日の生活の中で自然に徳を積めていないと実感。そこで2団体に毎月の寄付を開始。すると年月の経過と共に自分と周囲に劇的な変化が起こってきた。まずクレームを出す回数が激減、職場環境や収入が改善され、職場全体がレベルアップした。旅行に行く機会が増えるなど新しい世界が開け、頭を悩ませていた苦しみが徐々に減っていった。自分自身の思考の間違いに気づいたり、生活習慣を改善するなど内面の変化も多く得られた。不運を改善するには自分のお金や労力、時間を人の命を救ったり、不便を解消する事に使う事が必要だと実感。徳を積む事で、ただ真面目に頑張るのとは違う、色々なミラクルが起こる事に気づく。徳積みは他人も自分も幸せになる素晴らしい事。もっと早く知っていれば、もっと早く寄付や徳積みを意識した行動を開始し継続していれば違う人生を歩んでいたかもしれない…。だから…苦しみがつづいている人には徳積みをできるだけ早く始めて欲しい。そんな気持ちでこのブログを開設。家族や他人、世の中に尽くし陰徳を積む事で自分の苦しみが軽減される事を多くの方に知って頂きたい。今後も徳積みについて新たな発見があれば記事にしていきます。 旅の情報と、旅行先でコインロッカー探しをした経験からコインロッカー情報も掲載。 皆様のお役にたてれば幸いです。